我が子と接する時、どうしても思い通りにならないことがあると思います。抱っこや寝かしつけをしようとすると「ママが良い」と言われたりギャン泣きされたりと・・・そのような時って不安になったりしますよね?
パパではダメなのかな?何で泣くんだろう?と。その結果、"泣かれるのが嫌だから"、"どうせママじゃないとダメだから"と諦めて育児に消極的になっているパパもいると思います。
本記事で分かること
パパイヤイヤ期が起きる原因
パパイヤイヤ期での対処法
目次
なぜパパイヤイヤ期が起きるのか
我が子から「パパがイヤ!」と言われたら落ち込みますよね?でも、覚えてほしいことは、どちらかと言うと"パパがイヤ!"というよりも子供としては、ママじゃなければイヤ!、ママが良い!の方が気持ちとしては強いかもしれません。
それもそのはずです。一般的に父親よりも母親の方が我が子と接する時間も多く、子供にとって信頼や安心があります。
その結果として、ママが良い!といった気持ちになるため、父親としては、まずはその気持ちをしっかり受け止めましょう。
そのため、暴力や威圧的な態度などを我が子にしていない限りパパイヤイヤ期が訪れるのは、当たり前だと思っておいた方が気持ち的に楽です。
また考え方にもよりますが、子供が「イヤ!」と言うのはある意味心を開いている証拠かもしれません。
知らない人に「イヤ!」などわがままを言いますか?基本的に知らない人には黙り込むことが多いでしょう。自分に心を開いてくれている。だから「イヤ!」と言ってくれている。そう思うと気持ちも楽かもしれません。"物は考えよう"です。
いつからパパイヤイヤ期
いつからパパイヤイヤ期に突入するのか?結論から言うと個人差があり一概には言えませんが、統計的に1歳~2歳の間に始まることが多いみたいです。もちろん0歳から始まる子もいれば3歳過ぎてから始まる子もいます。
またどのくらいの期間なのか?こちらも気になると思いますが、こちらも子によってバラバラみたいです。そのため根気強く我が子と接しましょう。
冒頭にも記載しましたが、パパイヤイヤ期に突入したからといって決して育児に消極的になってはいけません。場合によっては、我が子は「パパは全然構ってくれない」と感じて余計にパパイヤイヤ期が長引くかもしれません。
パパイヤイヤ期での対策法
我が子との接する時間を増やす
我が子との接する時間を増やす。これが一番のパパイヤイヤ期脱出への近道です。
例えばですが・・・
子供との接し方
お風呂
寝かしつけ
ミルク
絵本、おもちゃなどで一緒に遊ぶ
ご飯をあげる
お散歩 など
授乳以外は基本的にパパでも出来ます。そのため、今自分に何が出来るのか、それを把握してから行動することがいいでしょう。
また、ママとの違いを我が子に感じてもらうことが、"パパは特別"と思ってもらうことが出来ます。お歌を歌うもよし。ママが普段子供と一緒に行かないところへ連れて行ってあげるのもよし。何でもチャレンジです。
我が子に共感する
大人も感じると思いますが、自分自身のことを分かってくれる、良いところ・悪いところ全部を受け入れてくれる人ってすごく魅力的に感じませんか?
それを我が子に置き換えてください。パパが我が子のことを理解しようとしたり、良いところ・悪いとこを受け止めたりすると我が子はどのように感じるでしょうか。
この”自己肯定感”こそが重要なのです。
自己肯定感とは、「自分は大切な人間が」「生きている価値がある」などという気持ちのことを指します。この自己肯定感を高めることが子育てにおいて重要なことです。
我が子の長所・短所や喜びや悲しみを共感して受け入れてあげましょう。
繰り返し遊ぶ
基本的に3歳までの子供は"繰り返し遊ぶこと"が大好きです。大人には分からない遊びの面白さが子供にはあります。それを繰り返し要求してきます。
その際、この"繰り返し"を我が子が飽きるまで一緒に付き合ってあげましょう。決して物を与えるだけではダメです。
「これで遊んでて」ではなく「これで一緒に遊ぼ」と声かけしてあげましょう。
例えば絵本を読み聞かせする際、何種類もの絵本を読み聞かするのもいいですが、同じ絵本を何度も読んであげてください。
その際、観察が大事です。きっと同じページで笑ったりしています。そこで同じように笑ったりしてあげることで、子供はパパと遊ぶ楽しさを覚えます。
ぜひ実践してみてください。
ママに協力してもらう
これも結構有効ですが、ママにパパの存在を我が子にアピールしてもらうことです。
例えば、「パパいつもお仕事頑張っているね」「ママはパパのこと好き」などママから我が子に声掛けをしてもらいましょう。
そうすることで、我が子もママが言っているならとパパに安心感を覚えるかもしれません。
我が子の好きなことを把握する
やはり一緒に遊ぶためには我が子が今、何に興味があるのか、何が好きなのかを把握する必要があります。
ママに聞いたり、パパ自身が我が子を観察して把握しましょう。何か発見があるはずです。
「〇〇で遊ぶ?」「おもちゃや絵本をみせてどっちで遊びたい?」と我が子に選んでもらうことも大事です。
親がこれで遊ぼうと決めてても我が子にとって興味がないものかもしれません。とにかく色々アプローチをすることが必要です。
いかかでしたか?我が子にとって、パパはママに比べてどうしても接する時間が短いため不安感があるものです。そこで諦めず、育児に消極的にならずに我が子と接しましょう。パパも我が子の笑顔を見れると嬉しいと思います。
また、ママもパパが育児に積極的になると気持ちも楽ですし、その時間に多少は休憩ができます。上手にパパイヤイヤ期を乗り越えましょう。