男性の皆様。妊娠が発覚してから出産までの間、妻へどのように接したらいいか悩んでいませんか?妊娠中には、普段出来ていたことが出来なくなります。座っているだけでも辛いのです。そのため、日常生活において男性のサポートが大変重要になってきます。
そこで本記事では、妊娠中の妻が喜ぶ男性の行動5選を紹介します。
あくまでも私の実体験ですので、必ずしも全ての方へあてはまるものではないため、参考程度にご覧いただければありがたいです。
すべての女性が共通して喜ぶことは妻への感謝の気持ちを忘れないこと、常に寄り添ってあげることだと思います。この心は必ず忘れないようにしましょう。
妊娠中の妻へのサポートはたくさんある
当たり前ですが、妊娠中の女性は普段より日常生活が困難になることが多々あります。つわりやお腹の張り、息切れ、腰痛など普段では考えられないような症状が約10ヶ月続きます。男性の皆様はそのような症状が10ヶ月も続くことは想像できますか?想像しただけで大変さが分かると思います。
そのため、男性の皆様が妻へやってあげることはたくさんあります。愛する妻や生まれてくる子供のためにできる範囲でサポートしてあげましょう。
男性の皆様も仕事で毎日疲れていると思います。しかし、妻も自分の体が自分の体ではないような感じで不安やストレスになることもあります。そこで大事なのは、相手の気持ちに寄り添うことです。
「今日は体調どう?」「何かやってほしいことある?」など妻が望んでいることを聞くことも大事です。
まずは、この気持ちを忘れないようにしましょう。この気持ちがあれば、サポートが上手くいかなくても妻は必ず理解してくれると思います。
妊娠中の女性の症状など事前知識をつける
妊娠による体の変化に伴って、様々な症状が起こりやすくなります。
まずは、予備知識として男性の皆様は、妊娠中の女性が起こりうる症状を知っておくことが重要になります。予備知識があることで妻へのサポートがしやすくなります。
まず、妊娠のステージは、①妊娠超初期(妊娠0~3週まで)、②妊娠初期(妊娠4~15週まで)、③妊娠中期(妊娠16~27週)、④妊娠後期(妊娠28週~39週)の4段階に分かれます。
それぞれの時期で訴える症状も変わるため、各ステージで起こりやすい症状を予備知識としておさえておきましょう。
妊娠超初期で起こりやすい症状
- 予定日になっても生理がこない
- 生理とは違う少量の出血がある
- おりものの量が増えた
- 身体のだるさや強い眠気が起こる
- 食欲の変化が激しくなる
- 腹痛が起こる(お腹の痛み)
- 胸に張りがある
- お腹に張りがある(腸がごろごろする、痛い)
- 乳頭の違和感がある
- 頭痛や立ちくらみを起こす
- 普段よりもストレスを感じる
- 普段よりおならが出る
- トイレの回数が増える
- 便秘がちになる
- 風邪っぽい
- 気持ちの浮き沈みがある
- 基礎体温で高温期が続く
妊娠超初期は、妊娠自体に気付きにくいものです。
また、この時期は赤ちゃんにとってもとても大切な時期であるため、症状の把握が重要となります。
妊娠初期で起こりやすい症状
- 着床出血(1~2日出血が続く)
- 生理の遅れ
- 胸の張り・痛み
- 腹部膨満感、腹痛
- 頭痛
- 腰痛
- 味覚の変化
- 肌トラブル
- 頻尿、便秘、下痢
- 倦怠感
- おりもの変化
- 胃のむかつき
- 精神不安
- 基礎体温が高くなる
よく耳にする妊娠の症状としてつわりがあります。早い人で妊娠4週、一般的には5~6週ぐらいから始まり、12~13週にはおさまってきます。
長くても15~16週になると終わるといわれています。
特に、この時期男性はサポート頑張りましょう。また、妊娠しているかもと思ったら安易に薬を飲まず、飲酒や喫煙などは控えましょう。
流産や赤ちゃんの発育を妨げることになります。
妊娠中期で起こりやすい症状
- 食欲が湧く
- 胎児の成長とともにお腹が大きくなる
- 息切れや動悸
もちろん全員がこの時期につわりが終わるわけではありませんが、多くの人が妊娠中期にはつわりがおさまります。
そのため、妊娠初期に食べられなかった反動で食欲が増加傾向になります。急な体重増加は母子に危険を及ぼす可能性があるため、男性はしっかりと妻の体重管理を一緒にしてあげましょう。
また、体のケアのところで記述しますが、この時期からお腹が大きくなって皮膚が引っ張られて妊娠線が出る可能性があります。
男性の皆様は、しっかりとケアをしてあげてください。
妊娠後期で起こりやすい症状
- こむら返り
- 浮腫
- 尿漏れ
- 体重増加
- お腹の張り
- 腰痛
- 骨の痛み
お腹に負荷のかかる力仕事や重い物を持つことを控えるようにしてください。理由としては、お腹に圧力がかかることで腰痛の引き起こしたり切迫早産の危険性が生じるからです。
切迫早産とは、妊娠22週0日から妊娠36週6日の間に、陣痛を感じたり出血するなど早産の可能性が出てくることをいいます。
そのため、洗濯、買い物、普段の家事などは、なるべく男性が行うようにしましょう。
出産準備を一緒にする
出産準備はたくさんあります。2人で一緒にすることで、2人で子育てをしていく気持ちも高まって、妻も嬉しくなり、パパになる実感が沸いてくるでしょう。主な出産準備を記載します。
主な出産準備
- 子供の名前を考える
- 入院の準備を一緒にする
- 仕事の調整をする
妊娠後期となり予定日が近づいてきたら、早めに出産・産後の準備をしましょう。
男性が積極的にやってほしいことは入院準備です。この入院の荷物の準備は「陣痛バッグ」と「入院バッグ」があります。
陣痛バッグとは、陣痛がおきたと時に持っていくバッグのこと。妻が1人で持っていく可能性があるために重さを考慮して必要最低限にまとめましょう。
入院バッグとは、出産後から退院までの入院生活で必要になるものを入れておきましょう。入院バッグは産後に男性が持っていくこともできますので、陣痛が来たときに無理して持っていく必要はありません。
可能な限り男性が買い出しや荷物の詰め作業をしてあげましょう。またアイテムは全部が必須ではありません。
病院に用意されているアイテムもあると思いますので事前に確認しておきましょう。
掃除を積極的にする
妊娠中、少しずつお腹が大きくなるにつれて、妻は今までのように掃除をすることが難しくなります。
トイレやお風呂の掃除は低い姿勢になったりするため、男性の皆様は可能な限り掃除を手伝いましょう。
しかし、男性の皆様も仕事で帰りが遅いなど、なかなか手伝うことが出来ない場合もあると思います。
その場合は「家事代行サービス」もあります。風呂掃除・皿洗い・買い物や料理の作り置きまで頼むことが出来るみたいです。
忙しくサポートできない場合は一度検討してみるのもありかもですね。
可能な限り料理を手伝う
こちらも掃除同様に男性がサポートしてあげたいですね。
しかし、料理が好きな男性は作り置きなどでサポートできますが、料理経験が全くない男性もいると思います。
そのため、まずは買い物について行き、荷物を持ってあげるなど荷物持ちなどからサポートしてあげましょう。
また、最近はネットで注文できるミールキットを活用する手もあります。
ミールキットとは、ネットで食材や料理を注文できるサービスのことです。サービスによっては、冷凍で料理を配達してくれるサービスもあります。
冷凍だと長期保存も可能で大変便利です。そして、食べるときは、湯せんや流水で解凍して食べることができます。
料理が苦手な男性は、一度ミールキットも検討してみてはいかがでしょうか。
体のケアを手伝う
妊娠すると短期間で体全体がサイズアップします。この急激な体の変化に皮膚の伸びが追い付かないと、皮膚に亀裂が入り、ひび割れを起こしてしまいます。これが「妊娠線」です。妊娠線が出来ると産後も残ってしまう可能性があります。
そのため、妊娠中にお腹が大きくなってきたら、男性の皆様は妻のお腹に妊娠線が出来ないように対策してあげましょう。
妊娠中・産後に使えるグッズについてはこちらの記事で詳しく解説してます。良かったら参考にしてみてください。
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いかかでしたか?妊娠中の妻の体は日常生活からは想像できないほど変化します。
そのため男性のサポートが必須となってきます。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。