乳児 子供発達

赤ちゃんが泣く理由11選【実は要求によって泣き方が違います】

子育て中のママ、パパへ。赤ちゃんが泣くことにより次のような悩みはありませんか?

 

悩んでいる人

・何で泣いているのだろう?

・泣き声にイライラする

・周りの目が気になる  など

 

赤ちゃんは、私たち大人と違い泣くことでしか自分の感情を表現出来ません。

 

そのくらい分かっているよ。でも毎日、泣き声を聞くのは精神的に・・・

 

こういった声が多くあると思います。私自身も娘が新生児の時は特にそうでした。

恥ずかしながら、次のようなことはよく思っていました。

 

・これいつ泣き止むの?

・どのように対処すればいい?

・寝不足で少しイライラ。

・ママもうお願いします。

 

父親は、どうしても母親に比べて子供と接する時間も短く、母乳など赤ちゃんが安心できるものなども与えることができません。

今思うと、本当に妻に任せてばかりだったなと思います。

しかし、我が子なので逃げてばかりではいけません。そう思い、私なりに赤ちゃんが泣く理由など色々と勉強しました。

勉強して分かったことは、赤ちゃんの泣き声を聞き分けることは非常に重要だということです。

意外なことに、生まれた時の子供の泣き声は、区別できると数多くの研究で証明されています。

 

では、親がその聞き分けを無視して、赤ちゃんに同じ対応した場合はどうなるでしょうか?

 

例えば、①お腹が空いている時に泣いた場合②眠たい時に泣いた場合で、赤ちゃんに対する親の対応が一緒だとします。

①と②では、赤ちゃんは要求が違いますよね。

しかし、親の対応として、泣くたびに抱っこしておっぱいを吸わせたり、おしゃぶりを口に押し込んだりするとすると、赤ちゃんはどういう気持ちになりますか?

きっと、どんな泣き方をしても結果は一緒だから、泣き方はどうでもいいんだと思ってしまいます。

その後、赤ちゃん自身は諦めて、結果としていつでも同じ泣き方になってしまいます。これでは、親が赤ちゃんの表現力を奪ってしまいます。

表現力の基礎は、乳児期の初期に身に付くといわれています。

そのため、表現力を奪わないためにも、親は赤ちゃんがなぜ泣いているのかを聞き分ける必要があります

そこで、本記事に赤ちゃんが泣く理由と泣き方について簡単にまとめてみました。

あくまでも一例ですので、必ずしも当てはまるとは限りませんのが参考程度にご覧ください。

 

本記事で分かること

・赤ちゃんが泣く理由

・赤ちゃんが泣いた時にすべき対処法

 

上から順番に説明していくよ

 

赤ちゃんが泣く理由11選

赤ちゃんが泣く理由は、私たち大人と違って単純です。大人は基本的に悲しい時や嬉しい時に涙を流しますが、赤ちゃんは違います。

では、なぜ赤ちゃんは泣くのでしょうか?答えは、泣くことでしか表現が出来ないからです。当たり前ですが、意外と忘れがちですよね。

特に新生児の時は、夜泣きなどで親の体感としては、1日の半分以上は泣いている感覚になるでしょう。

その泣き声がストレスになり、時には「何でこんなにずっと泣くの?」と思うときがあるでしょう。

そのため、親は冷静になり「なぜ今、泣いているのか?」を把握してあげる必要があります。

オムツが汚れているのか、眠たいのか、お腹が空いているのかなど理由は様々です

そこで、赤ちゃんが泣く代表的な理由と、その泣き方、動作・様子などについて今から説明します。

あくまでも一例ですので必ずしも当てはまるとは限りませんので参考程度にご覧ください。

 

オムツが汚れている

 

泣き方

"へーん"といった泣き方。この泣き方は不快に感じていることが多い

 

動作・様子

・お尻を左右に動かしながら、もじもじする

 

アドバイス

この泣き方は、まずオムツが汚れている可能性が高いため、オムツのチェックをしましょう

赤ちゃんの肌は非常にデリケートのため、頻繁にオムツを替えてあげましょう。

オムツが汚れていなかった場合は、何か不快に感じていると思いますので、赤ちゃんの周りを気にかけてあげましょう。

 

 

疲れた

 

泣き方

不機嫌な感じで泣き、泣き方は不規則なリズム。放っておくと、より一層派手に泣く場合もある。

はじめに短く泣き、その後"オギャー"と大声で泣く一呼吸して更に大声で泣く

 

動作・様子

・目をパチパチする

・背中を反らす

・手足をバタバタさせる

・自分の耳や頬を掴む

・顔をひっかく など

 

アドバイス

この泣き方は空腹時に泣いていると間違いやすいために、むやみに母乳やミルクを与えないことです。

基本的には、遊んだ後出かけた後などは、赤ちゃんは疲れやすいためにこのような泣き方をする場合が多いです。

そのため、いつ泣いているのかを考える必要があります。

 

 

興奮しすぎ

 

泣き方

長く伸ばしたような泣き方

 

動作・様子

・手足をバタバタさせる

・そっぽを向く など

 

アドバイス

このような泣き方をする場合は、大人が赤ちゃんとたくさん遊んだ後などにする泣き方ですのです。

そっとしてあげましょう。

 

 

別の景色が見たい

 

泣き方

不機嫌そうにぐずる

 

動作・様子

・目の前に置かれたものから目をそらす

・自分の指で遊ぶ など

 

アドバイス

向きを変えて別の景色を見せても、そのような泣き方をする場合は、昼寝をしたいのかもしれません。

寝かせてあげましょう。

 

 

痛い、体調不調、ガスの溜まり

 

泣き方

何の前触れもなく、甲高い悲鳴のような声で泣く

 

動作・様子

・全身が緊張してこわばる

・膝を胸まで持ち上げて、痛そうに顔をしわくちゃにする

・舌を上向きに出す など

 

アドバイス

新生児は空気を飲み込むので、お腹にガスが溜まりやすいです

不規則な授乳が原因でガスが溜まることもあるため注意しましょう。

 

 

排便

 

泣き方

授乳の途中で力むような声をあげたりする

 

動作・様子

・身をよじって力む

・排便のため赤ちゃん自ら授乳を中断する など

 

アドバイス

空腹時と間違いやすいために、しっかりと観察が必要です。

 

 

空腹

 

泣き方

喉の奥で咳みたいにかすれた声の泣き方

 

動作・様子

・口から舌を出して"舌なめずり"をする

・拳を口に入れる など

 

アドバイス

赤ちゃんが空腹かどうかの判断は、いつ授乳やミルクを与えたかを考えることです。

 

 

寒い

 

泣き方

下唇を震わせて思いきり泣く

 

動作・様子

・細かい鳥肌が立つ

・手足、鼻など先端部が冷たい

・皮膚の色が青みがかることもある など

 

アドバイス

新生児の場合は、お風呂上りおむつを替えた時は、このような泣き方をすることがあるため注意が必要です。

 

 

暑い

 

泣き方

"ヒックヒック"と泣く

 

動作・様子

・身体が暑く汗ばむ

・顔が紅潮する

・喘ぐように息をする  など

 

アドバイス

苦痛の時の泣き方に似ています。暑いときは体温に現れるため、手で暑さを確かめ、体温を測るなどしましょう。

 

 

眠たい

 

泣き方

"キャッキャッ"という音が、突然に子猫の泣き声に似た短い泣き声に変わる

 

動作・様子

・周りを見渡して、親を探す

 

アドバイス

泣きだしてすぐは抱き上げずに、背中をやさしくさすります。

安心するように「よしよし」と声をかけてあげましょう。

 

 

おっぱいの飲みすぎ

 

泣き方

授乳やミルクの後でぐずったり泣いたりする

 

動作・様子

頻繁におっぱいやミルクを吐き出す

 

アドバイス

ゲップが出てない場合もあるため、背中を軽く叩いてゲップが出せるようにしてあげましょう

 

では、ここから親の心構えとしての泣いた時にすべき対処法について紹介します。

 

泣いた時にすべき対処法

 

 

赤ちゃんが泣いた時にすべき対処法を5つ記載しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

赤ちゃんの声に耳を傾ける

 

赤ちゃんが泣いていると、「何で泣いているの?早く助けてあげないと」という気持ちになるのは当たり前です。

しかし、やみくもに対処しても上手くいかないケースがあります。

なぜなら、赤ちゃんがなぜ泣いているのかを把握するためには、"赤ちゃんが私たちに何を訴えているのか"を知るする必要があるからです。

"何かを行動する前に、一度立ち止まること"これが大切です

 

例えば、泣いている=お腹が空いた、オムツが汚れているだけでしょうか?それ以外にも不快と思うこともあります。決めつけはよくありません。

お腹が空いていないのに、母乳やミルクをあげても赤ちゃんは、よりしんどいと思います。

私たちもお腹が空いていないのに、いきなり口の中に食べ物を入れられると嫌ですよね?赤ちゃんも一緒です。

そのために、赤ちゃんの手の動き、泣き方、身体の動きなどを観察し、赤ちゃんの泣き声に耳を傾けましょう。

しかし、ずっと待って泣いているのを放置することはNGです。

 

 

いつ泣いているのかを考える

 

赤ちゃんが泣きだしたのは、どのような時を考えましょう。

 

例えば・・・

・おっぱいを飲んだ直後ですか?

・それまで遊んでいましたか?

・起きた直後ですか?

・いつ寝ましたか?

・いつオムツを替えましたか?

・何か新しいことはしましたか? など

 

一例ですが、直前に何をしたかなど泣き始める前のことを振り返ると、泣いている原因が見つかるかもしれません。

 

何時に母乳やミルクをあげたのか、何時に起きたのかなど行動スケジュールを携帯のメモに残すと行動把握しやすいです。

 

行動パターンなどを簡単でいいですからメモをすることはおススメです。

 

 

どの状況で泣いているのかを考える

 

どのような状況、環境で泣いているのかを考えましょう。

 

例えば・・・

・周りの騒音や匂いは大丈夫ですか?

・部屋の温度や明るさは適度ですか?

・服が厚すぎたり薄くなっていませんか?

・オムツは汚れていませんか?

・刺激的なものを与えましたか?

・初対面の人と出会いましたか? など

 

赤ちゃんは匂いや音に敏感ですので、出来る限り配慮してあげましょう。

 

 

原因を取り除く

 

赤ちゃんの泣き声に耳を傾け状況を把握したら、対処してあげましょう。

オムツが汚れていたら替えてあげる、お腹が空いていたら母乳やミルクをあげる、眠たそうなら寝かせてあげるなどです。

出来ることを探しましょう。

 

 

ストレスをためない

 

子育てをする上で一番大事かもしれません。どうしても息詰まることがあります。ましてや、赤ちゃんの泣き声は甲高いため不快に思う親もいるかもしれません。

また、新生児の時は、2~3時間おきに夜泣きにで起きたりと親にとって疲労やストレスがたまる場面が多いです。

子供は、特に母親のイライラなどの心理状態を見抜き察知します。

赤ちゃんにも悪影響ですので、イライラしたりした場合は、一度赤ちゃんから離れて一人の時間を作ることが大事です

睡眠もしっかりとりましょう。

 

いかかでしたか?赤ちゃんが泣く理由は様々です。いつ泣いたのかな?何で泣いているのか?など原因を把握しましょう。

泣いたらすぐ対処するのではなく、一度立ち止まって赤ちゃんの泣き声に耳を傾けましょう

その後、原因が分かれば対処してあげましょう。

 

他にも、0歳児の言葉の発達についてまとめた記事もありますので、こちらも良かったら参考にしてみてください。

 

 

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1児のパパ。妻、娘、愛犬と暮らし。子育て心理アドバイザー講座受講中。子育てについて勉強、発信しています。良かったらご参考にしてください。

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